第12回オルレアン国際ピアノコンクール 新潟県長岡市出身の大滝拓哉さんが最高賞を受賞

仏コンクールで大滝さん最高賞 ピアノ演奏家|日本経済新聞

現代音楽の演奏家を対象とした第12回オルレアン国際ピアノコンクールの決勝が28日、フランス中部オルレアンで行われ、新潟県長岡市出身の大滝拓哉さん(28)が最高賞を受賞した。

大滝さんは愛知県立芸術大大学院を修了後、2012年からドイツに留学し、現在はシュツットガルト国立音楽演劇大大学院に留学中。「1年がかりで練習し、準備が大変だったが、楽しんで演奏できた。日本でも現代音楽の演奏をもっと盛んにしたい」と語った。

世界17カ国の31人が集まったコンクールでフランス、アルメニアのピアニストとともに決勝に進出。フランスの作曲家、エルサン氏がつくった課題曲を演奏し、最高の評価を獲得した。コンクールは1994年から2年に1度開かれている。

Posted by 日本経済新聞