長岡花火のキセキ ~白菊とフェニックス 6月18日(土) 午前10時 BS-TBS

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白菊

長岡花火のキセキ ~白菊とフェニックス

毎年8月2日・3日、信濃川の河川敷で開かれる長岡花火大会は、スケール感のある豪華な花火で多くの観客を集めている。その花火はただ美しいだけではない。長岡の人々の様々な思いが込められている。その象徴が「白菊」と「フェニックス」だ。

古くから花火大会が盛んだった長岡。太平洋戦争末期、空襲で中心部を焼き尽くされたが、戦後すぐに花火大会を復活させた。戦没者の追悼と戦災からの復興を願ってのものだ。長岡花火を牽引してきたのは花火師の嘉瀬誠次さん。シベリア抑留者であった嘉瀬さんは、シベリアの大地に眠る亡き戦友のため「白菊」という慰霊の花火を、戦後40年以上経つ1990年、当時のソ連・ハバロフスクであげる機会を得る。その「白菊」は、長岡花火の中にも組み込まれ、鎮魂の花火として打ち上げられ続けている。

2004年の中越地震でも長岡市は大きな被害を受けた。その翌年から震災復興花火として新たに「フェニックス」が打ち上げられるようになった。そこには、苦難に立ち向かって懸命に生きていこうとする人々の思いが込められている。
番組では、「花火を見るとなぜか涙がこぼれてくる…」という長岡花火の不思議な力の意味を解き明かしていく。

放送日

2016年6月18日(土) 午前10時からBS-TBS

受賞歴

・「第40回JNNネットワーク協議会賞」
 ネットワーク大賞
 エンタテインメント番組 協議会賞

制作

BSN新潟放送(初回放送:2015年1月3日)

【動画】2016年6月18日放送

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