花火市場は200億円、政投銀試算「大曲の花火」を評価


花火市場は200億円、政投銀試算 「大曲の花火」を評価:日本経済新聞

日本政策投資銀行東北支店は8日、花火産業に関するリポートを発表し、全国の市場規模を約200億円と初めて試算した。
国内の製造業者の大半は中小零細企業で、需要の約2割を中国などからの輸入に頼っているという。

「花火産業の成長戦略」として、市場の全体像を初めて調査した。国内の花火生産額は年間50億~60億円。
打ち上げ花火の都道府県別生産額トップ5(2013年度)の新潟、長野、静岡、愛知、秋田で国内全体の約半分を占めた。
輸入額は毎年の国内需要の15~20%にあたり、輸入元は9割が中国だった。
輸出額は1億円に満たなかった。

花火産業の先進事例として、全国から約70万人を集める夏の花火大会のほか、イベントにあわせて毎月花火を打ち上げる秋田県大仙市の事例を紹介。
(1)国際的知名度の向上
(2)通年産業への転換
(3)市民レベルの花火の普及
――などの取り組みを「地域活性化の参考になる」と評価した。

そのうえで、夏に集中している花火大会の通年開催や、音楽と同期する演出を含めたパッケージ輸出などで市場を拡大すべきだと提言。
「取引ガイドラインを策定して業界の健全化も進める必要がある」とまとめた。

Posted by 日本経済新聞 2016/7/9 7:00