日立製作所が「日立工機」売却を検討選択と集中を加速

日立が「日立工機」売却を検討選択と集中を加速、日立国際電気の半導体製造装置事業も｜産経ニュース

日立製作所が、工具と半導体製造装置の事業売却を検討していることが5日、分かった。
社会インフラ関連などに経営資源を集中する一方、事業の選択と集中を進め、収益力を高める狙いがあるとみられる。
今後は売却先選定を進め、来年中の実施を目指す。

売却を検討しているのは、工具事業を手がける日立工機と、日立国際電気の半導体製造装置事業。
いずれも東証1部上場企業で、日立製作所が筆頭株主となっている。
保有株の売却などを検討する。

平成28年3月期の連結業績は、日立工機が売上高1415億円、最終利益10億円。
日立国際電気は売上高1807億円、最終利益129億円。

日立製作所は、リース事業を手がける日立キャピタル株の一部を三菱UFJフィナンシャル・グループと三菱UFJリースに売却するなど、事業の見直しを進めている。

Posted by 産経ニュース 2016.10.5 10:00

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