米山知事、自民との関係をどう築くか

米山知事、自民との関係をどう築くか | BSN NEWS

米山知事と政権与党、自民党との関係です。
知事選で敵対した自民党から予算などで冷遇されるとの見方があることについて米山知事は「一般論ではありえない」と否定しました。

自民党との関係を10日の会見で問われた米山知事は「一般論として政府が、『県民から選ばれた知事がどの党に押されているから』と言って冷遇していいという法律はありませんし、日本はそういう国ではない」と受け流しました。
この発言の背景には前日の出来事があります。

米山知事は9日自民党の片山さつき政調会長代理と面会。
全国地すべりがけ崩れ対策協議会の会長として災害復旧を要望しました。
この時片山政調会長代理は
「きょうの話はオールジャパンの話だし熊本のこと。新潟独自の陳情をどう扱うかは、また幹事長とも相談しなければならない」
と野党の推薦で知事に当選した米山知事をめぐり、自民党が新潟県単独の要望には厳しい対応をとることもあり得ることを示唆したのです。

そしてこの日の定例会見。
米山知事は自民党との関係構築に取り組む考えを強調しました。
「人間でございますし、政治ですからそういうことはあり得るかもしれません。ただ私としてはそれがないように全力を尽くしたい」。

自民党との距離をどの様に縮めていくのか?大きな課題が米山知事に重くのしかかっています。

Posted by BSN NEWS 2016年11月10日(木) 19:26