定点観測1周年記録展「いちねん」に行ってきました

定点観測1周年記録展「いちねん」

先週末にカメラのキタムラ長岡希望が丘店で開催している、『定点観測1周年記録展「いちねん」』に行ってきました。

カメラや写真については全くの素人ですが、
もともとウェイン・ワン監督の映画「スモーク」が好きで、
その映画の中で、いつも同じ店でたばこを買う作家が14年間毎朝同じ時刻に店の前で写真を撮り続けているたばこ屋の店長に定点観測写真のアルバムを見せて貰うシーンがあります。
このシーンは定点観測写真の本質や魅力をよく表しています。

映画の影響もありTwitterやBlogで投稿している定点観測の写真を初期のころから楽しく見ていました。
『定点観測1周年記録展「いちねん」』は、その写真家さんの1年の個展です。

まず店内左奥にある入り口から、店内ギャラリーがあり、そこで開催されています。
店舗スペースを区切っているのかと思っていましたが、別室で開催されていました。

写真は入り口です。画像は全てスマホで撮影しました。

店内ギャラリーは、天井の照明が沢山あるのと、壁が白くて綺麗なのでシンプルな写真配置が更に引き立ちます。

数多くの写真と日々の撮影や記録展開催までの努力に圧倒されます。

同じ場所で、同じカメラやレンズで撮影した写真を見比べてみて、同じ物は1枚もありません。
ゆっくりと写真を見る事で、長岡の空・街並み・公園・タンクの表情の違いがよくわかりました。
SNSで毎日のように投稿している写真を見ていても気がつかない事が、この個展では感じられたのが一番楽しかったことです。

丁度一通り見終わった後に、撮影者さんがきてお話しを伺うことができました。

壁の綺麗さを伺ったら、やはり開催にあたり綺麗に白くしたとのこと。努力に感心しました。


今回の個展は、水道公園の写真のみです。
SNSで、ながおか町口御門(長岡市再開発ビル)の定点観測写真や長岡市の景観撮影の投稿を見ていたのですが、
水道公園に限定した事で個展としてテーマが伝わり良かったと思います。
映画でも回りくどく説明したり、余計なシーンが多いのはつまらないので、写真や個展でも同じことだと思いました。

当初は、12月10日までの開催予定だったのですが、12月26日までに延長したおかげで、見れて良かったです。

定点観測1周年記録展「いちねん」概要

開催期間:2016年12月3日(土)~26日(月) 10:00-19:00
開催場所:カメラのキタムラ長岡希望が丘店 店内ギャラリー
住所:新潟県長岡市希望が丘4丁目1239-2
UTL:http://teitennagaoka.hatenablog.jp/ (外部リンク)