糸魚川大火 初期の状況を証言


糸魚川火災 初期の状況証言

午前10時28分ごろ:火災火元のラーメン店で、消防への通報
午前10時35分ごろ:最初の消防車が到着

糸魚川火災 初期の状況を証言 | NHK新潟県のニュース

新潟県糸魚川市の大規模火災は、発生から29日で1週間となります。

この火災で火元のラーメン店の隣に住む住民が、みずから行った初期消火など消防が到着するまでの10分ほどの間の詳細な状況を証言しました。

今月22日に発生し、144棟の住宅や店舗などが焼けた今回の火災は、発生から29日で1週間となります。

警察などによりますと、火災の火元はラーメン店で、消防への通報は午前10時28分ごろとみられ、そのおよそ7分後に最初の消防車が到着しています。

この間、ラーメン店の店主から火災を知らされ、消防に最初の通報をした隣の住民が、消防車が来るまでの詳細な状況をテレビカメラの前で初めて証言しました。

男性は平澤惣一郎さん(75)で、「消防に通報して」とラーメン店の店主が駆け込んできて火事を知ったと話しています。
その後の様子については、「店の裏側から火の手が勢いよくあがり、あわてて自宅のホースを引っ張り、2、3分消火を試みたが、火の勢いが強く消し止められなかった」としています。

また、「ラーメン店の2階を見たら火の手があがっていて、これは手遅れだと直感した。消防が来るまで消せるものなら消したいと思ったが、自宅に火がまわった段階であきらめた。自宅も目の前が見えないくらいものすごい煙に包まれていた」と当時を振り返っていました。

また消防が来るまでの間を、「通報から5分程度で到着したと思うが、その時間が長く感じた。放水が始まって1分ぐらいで屋根を突き破って火が出ていた。その後風に乗って塊のような火の粉が回りにブーンと飛んでいっていった」と話していました。

一方、この火災で火元のラーメン店の店主は火災を起こし、多大なる迷惑をかけたなどという謝罪を書きつづった紙を糸魚川市内に配られる新聞に折り込みました。

この中で、店主は、「大変ご迷惑をお掛け致し、何ともお詫びの申し上げようも御座いません」「不注意により皆様方に多大の御迷惑と御心配をお掛けいたしましたことを深くお詫び申し上げます」などとつづっています。

地元の広告会社によりますと、この謝罪文は糸魚川市内の全域で地元紙や全国紙を購読している1万6000世帯あまりに配られたということです。

Posted by NHK新潟県のニュース 2016年12月28日 12時08分