タヒロウが新潟アルビBB 練習取りやめ NCAA規則に抵触

タヒロウがB新潟練習取りやめ NCAA規則に抵触 | 日刊スポーツ

全国高校選抜バスケットボール大会で4強入りした帝京長岡のセンター(C)ディアベイト・タヒロウ(3年)が26日、予定したB1新潟への練習参加を急きょ取りやめた。
進学先の全米大学体育協会(NCAA)1部ポートランド大から、入学前の他チームへの練習参加を禁止した協会規則に抵触するとの連絡が入ったことを受け、参加を見合わせた。

前日25日に練習参加の発表があり、この日は帝京長岡の関係者、新潟の小菅学社長(43)庄司和広監督(42)も出席して、練習前に会見が行われる予定だった。
会場も設営されていたが、タヒロウが席に着くことはなかった。

規則確認が徹底されていなかったために起きたドタバタ劇。
新潟の小菅社長は「お騒がせしてしまったことにつきまして、おわび申し上げます」とコメント。
庄司監督は「私がもっと調べておかなければならなかった。タヒロウ君にも学校の方々にも、非常に申し訳ないことをしました」と反省しきりだった。

練習参加案は庄司監督の「身近にプロがいるのだから、地域の高校生に接してもらいたい」という地域密着を推進する熱意から出たもの。
今回は事前の不備があったが、庄司監督は「今後も高校生と接する機会を探していきたい」と話した。

Posted by 日刊スポーツ 2017年1月27日12時32分 紙面から