柏崎刈羽原発「三つの検証」推進に4875万円 検証総括委員会を設立

原発「三つの検証」推進に4875万円 | 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

米山知事は14日の臨時記者会見で、東京電力柏崎刈羽原発再稼働の議論の前提としている福島第一原発事故の原因、事故の健康と生活への影響、安全な避難方法の「三つの検証」を進めるため、2017年度当初予算案に総額4875万円を盛り込むと発表した。

事故原因は技術委員会で引き続き検証する。
健康と生活への影響、安全な避難方法は、それぞれ健康委員会と避難委員会を新設して検証する。
個別の委員会の代表者らで構成する「検証総括委員会」を今年6月をめどに設立し、三つの検証を取りまとめていく。

知事は検証委の17年度の到達目標について、「少なくとも立ち上がってから1年以内には中間報告を出したい」と述べた。
20日に開会する県議会2月定例会に予算案を提出する。

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