フェリー契約問題で泉田前知事らに処分

フェリー契約問題で泉田前知事らに処分 | NNNニュース

「日本海横断航路計画」のフェリー売買契約をめぐるトラブルで、米山知事は、県民の財産である出資金を失った管理監督責任があるとして、泉田前知事と森前副知事に対する処分を発表した。
2人には、在職当時の月給の20パーセント、1か月分にあたる額を自主返納するよう求めている。

この問題は、県の第3セクター「新潟国際海運」の子会社が、韓国企業と船の購入契約を結んだ後に、船の速度不足などを理由に受け取りを拒否し、トラブルになったもの。
韓国企業が提訴し、裁判は去年12月に和解が成立したが、県側はフェリーを入手できないまま、およそ3億円の損失が出る事態となっている。

17日、臨時会見を開いた米山知事は、県民の財産である出資金を失う事態に至ったことに対する管理監督責任があったとして、泉田前知事と森前副知事への処分を発表した。

2人は退任しているため、在職当時の月給の20パーセント、1か月分にあたる額を自主返納するよう求めている。
また、当時の交通政策局長ついても減給処分を行っている。

米山知事によると、泉田前知事と森前副知事からは自主返納については内諾を得ているという。

Posted by テレビ新潟 2/17 19:13