自主避難の中学生自殺 長岡市教委「いじめなかった」

自主避難の中学生自殺 長岡市教委「いじめなかった」 | 産経ニュース

東京電力福島第1原発事故の影響で福島県から長岡市に自主避難していた中学3年の男子生徒が自殺していたことが16日、分かった。
同市教育委員会は学校でのいじめやトラブルは確認されていないとして、自殺の経緯を調べている。

男子生徒は今月12日に自宅で自殺したとみられる。
16日開かれた市議会の文教福祉委員会で、同市の高橋譲教育長は「将来ある生徒の命が失われたことは大変残念。学校と警察の調べでは学校生活でのいじめやトラブルはなかった」と説明した上で「何とか気付いてあげられなかったかという思いでいっぱい」と述べ、無念さをにじませた。

市教委は全生徒へのアンケートのほか、親しく付き合っていた生徒や全教職員への聞き取り調査の結果、学校でのトラブルはなかったとしている。

一方、今月10日に死亡した十日町市の市立中学校の男子生徒が、自殺を図ったとみられることが16日までに分かった。
市教委や学校側は死亡の事実は認めながらも、遺族の意向として詳細を明らかにしていない。

Posted by 産経ニュース 2017.6.17 07:09