死亡の社長を書類送検 藤枝の花火工場、2人死傷爆発 (2017/7/21 07:33)

死亡の社長を書類送検 藤枝の花火工場、2人死傷爆発 | 産経WEST

2016年12月に藤枝市寺島の花火製造会社工場敷地内で2人が死傷した爆発事故で、藤枝署は20日、業務上過失傷害の疑いで、試作花火を作成中に事故で亡くなった当時の社長=当時(52)=を被疑者死亡のまま静岡地検に書類送致した。
関係者への取材で分かった。

関係者によると、社長の送致容疑は16年12月12日、工場の仮設テント内で試作花火を作るため火薬を成形していた際、適切な作業を行わずに爆発事故を起こし、女性従業員(44)に重傷を負わせた疑い。

同社がまとめ、7月上旬に県に提出した事故の最終報告書では、当時の社長が試作花火を作成した際にチタンのような発火しやすい金属を原料に使用していたことが影響したと推測される、と指摘。
発火しやすい金属を含んだ火薬に局所的にエネルギーを加えたことが発火、爆発につながったと結論付けていた。

Posted by 静岡新聞アットエス 2017/7/21 07:33