長岡花火2018 花火批評(総評)

長岡花火2018 総評

総評 長岡花火2018

 

今後のプログラムについて

ミアモーレプロジェクトも一段落(?)したし、2020年には、『峠 最後のサムライ』で長岡ゆかりの河井継之助の映画も上映されますので、ミュースタの選曲の変更も検討してほしいです。

ビッグプログラムについて

故郷はひとつ(マルゴー・8月2日)の斬新な演出や、天地人花火の綺麗さと重厚さが特に印象的です。長岡ならではのフェニックス花火の大迫力も忘れられません。
今年は県内の花火業者もビッグプログラムに参入したので、切磋琢磨して頑張ってほしいです。

通常プログラムについて

工夫を凝らした演出が所々にあり、演出面と技術面で年々レベルも少しずつ上がっていると思います。
しかし、どうしても火力にマヒするので、停滞する時間が少しあり、特に子供の集中力が切れて会場の雰囲気にも影響があります。
柏崎花火の通常プログラムのように、型物花火を挟むと一喜一憂して、会場に一体感が生まれて雰囲気も良くなるので、メリハリをつけるためにも型物花火などのアクセントを挟んでは如何でしょうか。

気になったこと

①ベンチ席のシートについて
2日間ともベンチ席で観覧しましたが、ベンチとベンチの間の通行路にシートを引いて、通行の妨げになっている人が、少しずつ多くなっていることが気になります。通行した高齢女性の足がシートに絡まり転倒しそうになって危ない場面も目撃しました。HPやパンフレットの注意事項に通行路のシート禁止を記載の検討をしてほしいです。

②花火鑑賞のマナー
花火中に移動してている人がいて、視界を遮られることがたまにあります(特に「匠の花火」)。
流石に花火中の移動禁止はやり過ぎで、花火中の移動は仕方ないことも理解しています。ただ移動するだけならあまり気になりませんが、移動中に長々と立ち止まる人は迷惑です。
HPやパンフレットの注意事項に「花火を打上げ中の移動は、他のお客様への配慮をお願いします」と、映画館の上映前に流れる注意事項「飲食は他のお客様への配慮をお願いします」的な曖昧な記載を載せることで、少しは効果があると思うので検討してほしいです。

感想

観客がゴミに対する意識が高いことは、長年にわたるゴミや環境に対する運営側の訴え続けたことが大きく、地元民として誇りに感じます。
近年は、大きな花火大会で事故が多いですが、多くの方の協力や努力で無事に長岡花火が終了したことは何よりです。今から来年も楽しみです。

長岡花火2018 ベスト5

1位:故郷はひとつ(マルゴー・8月2日)
2位:天地人花火(8月2日)
3位:この空の花(8月3日)
4位:フェニックス花火2018(8月3日)
5位:

概要

日時

・2018年8月2日(木)
・2018年8月3日(金)

観覧者(主催者発表)

・合計:104万人
8月2日(水):50万人
8月3日(木):54万人