山古志の水没家屋保存 12年の節目に工事完成へ

山古志の水没家屋保存 12年の節目に工事完成へ | 長岡市ウェブサイト

中越大震災の被災状況を残す山古志地域・木籠集落の水没家屋2棟を震災遺構として後世に伝えるため、保存に向けた工事を進めています。

経年劣化が進んだ家屋は、住民から保存を望む声が上がっていました。
昨年10月から建物の損傷状況を調査し、緊急補修を実施。
洪水などによる家屋の流出を防ぐ柵の設置工事を、震災から12年となる今月23日までの完成を目指し、関係機関と連携して行っています。

木籠集落の水没家屋
震災で発生した土砂崩れで芋川がせき止められ40棟が水没しました。当時の原形をとどめる住宅は2棟。
震災の記憶と復興の軌跡を伝える中越メモリアル回廊の1つとして、集落には全国から大勢の視察団や観光客が訪れます。
震災資料展示施設・直売所の「郷(さと)見(み)庵(あん)」を中心に、全国の人と住民の交流が広がっています。

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