長岡まつり(長岡花火)2012 経済効果は49億円 | 株式会社エフアンドエム
長岡花火大会の経済効果(IRSME15006)
「長岡まつり」(新潟県長岡市)の2012年の収支報告によると、花火玉の購入を含む『花火行事費』として1億8,006万円、
『会場設営費』として 1億1,719万円、警備や案内にかかる『安全対策費』として7,197万円もの支出が計上されている。
その他の費用を合わせると、総額で4億円を上回る。
平成24年度 長岡まつり収支報告書
収入
寄付金:2億1,545万円
観覧席料:1億5,908万円
補助金:2,870万円
諸収入:1,010万円
前年度繰越金:315万円
支出
花火行事費:1億8,006万円
会場設営費:1億1,719万円
安全対策費:7,197万円
広報宣伝・事務経費:2,494万円
前夜祭・昼行事費:1,937万円
次年度繰越金:295万円
※1. 長岡まつり 主催/長岡市、長岡まつり協議会 打ち上げ数/20,000発 人出/90万人(2012年)
花火大会のまちおこし効果
収支はおおよそ「トントン」と見ることができるが、花火製造業者や警備会社等、直接まつりに関わる企業はもちろん、出店、地域の商店、宿泊施設等の売上も見込める。
先述の「長岡まつり」における 2012年度の人出は約90万人であったとされる。
長岡市内の宿泊施設に宿泊できる人数は1万人で計算すると、消費支出はおよそ以下のとおりになる。
費目ごとの単価と対象来場者をかけて計算すると、33億7,137万円が長岡市内で消費されているということになる。
ホクギン経済研究所の調べによると、新潟県に与える経済波及効果は49億円にも達するとのことだ。
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