現美新幹線 初日運行分が全席完売

現美新幹線:指定席券発売 初日運行分が完売 /新潟

「走る美術館」として4月29日から上越新幹線を走る「現美新幹線」の指定席券が3月29日、全国のみどりの窓口などで発売された。午前10時の販売開始から約30分で、初日に運行する6本のうちの4本が完売。同日中に全席が完売した。

現美新幹線(6両編成)は、新潟−越後湯沢駅間を週末を中心に運行。今回発売されたのは指定席の1両(23席)で、通常の指定席と同額となっている。残り5両は6月まで旅行商品専用車両で、7月以降は自由席として販売される。

JR東日本新潟支社の日野淳一販売課長は「多くの人に期待してもらえてうれしい。美しい沿線の風景と、車内に展示された新潟を題材とした作品を合わせて楽しんでほしい」と話した。

Posted by 毎日新聞


蜷川実花氏がエクステリアデザイン。外観は「長岡花火」

現美新幹線
現美新幹線は、「移動しながら現代アートを鑑賞する」という新しいコンセプトの列車。写真家・映画監督の蜷川実花氏がエクステリアデザインを担当した。列車自体をキャンバスに見立て、「長岡の花火」を外観に描くなど、大胆なデザインが施されている。

現美新幹線1