165mm電子丸のこ「日立工機 C6MEY」と「マキタ HS6303」の比較

165mmブラシレスモーター採用電子丸のこ比較(※2016年9月現在)

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「日立工機 C6MEY」と「マキタ HS6303」の比較

2015年5月に発売した、業界初ACブラシレスモーター採用の「日立工機 165mm深切り電子丸のこ C6MEY」は、大ヒットしております。
そして遅れる事2016年9月に「日立工機 C6MEY」の対抗機種として、「マキタ 165mm電子マルノコ HS6303」が販売されました。
両メーカー揃ったので「日立工機 C6MEY」と「マキタ HS6303」を比較してみたいと思います。

チップソー
標準小売価格
最大切込み深さ
重量
本機寸法
C6MEY37,000円+税66mm(90°時)2.5kg長さ262mm × 幅188mmグリーン
ブラック
C6MEY(N)別売34,700円+税
HS630339,800円+税66mm(90°時)
55.5mm(傾斜左5°時)
2.6kg長さ285mm × 幅189mm × 高さ245mm
HS6303SP別売37,000円+税

標準小売価格の比較(※2016年9月現在)

「日立工機 C6MEY(N) チップソー別売」が34,700円+税で、「マキタ HS6303 チップソー別売」37,000円+税です。
日立工機は、丸のこ用ガイド(標準小売価格:480円+税)が付いていませんが、標準小売価格が税別で2,300円は大きいです。
普通は後出し商品の場合は、価格設定を同じ位か少し下げるのですが、マキタが価格を合わせなかったは意外でした。

最大切込み深さの比較

90°と45°時の最大切込み深さは両メーカーとも同じです。
・90°時:66mm
・45°時:46mm
・傾斜左5°時:55.5mm(マキタ HS6303のみ)
「マキタ HS6303」は、左傾斜5°の切断可能で、フロア材等の合わせ作業に便利です。

重さの比較

「日立工機 C6MEY」が2.5kgで、「マキタ HS6303」が2.6kgで日立工機が約100g軽いです。
重量の測定方法は各メーカーによって若干違うのですが、
1年以上後から発売したマキタの方が約100g重いのは、日立工機の技術高さの証明です。ヒットしている理由の一つかもしれません。
約100gで使い勝手に差が生じるかはわかりませんが、重さを競い合っていた両メーカーでの技術上の差は大きいのではないでしょうか。

本機寸法の比較

日立工機は高さを発表していませんので、「長さ」と「幅」で比較してみたいと思います。
・日立工機 C6MEY:長さ262mm × 幅188mm
・マキタ HS6303:長さ285mm × 幅189mm × 高さ245mm
幅の長さは、1mmしか変わりなく前の型式よりの両メーカー短くなっており、使い勝手の向上や作業時の疲労軽減に繋がっていると思います。
長さは23mm日立工機の方が短いです。長さが短いとハンドルがのこ刃に近く押しやすく、優れた操作性を発揮できるようです。
重さの比較と同様に、23mmの違いで使い勝手に差が生じるかはわかりませんが、本機寸法の短さを競い合っていた両メーカーでの技術上の差は大きいのではないでしょうか。