魚大量死 川の水質安全を確認 | NHK新潟県のニュース
9月中旬、長岡市内を流れる川で数百匹の魚が死んでいるのが見つかり、川から農薬などに含まれる成分が検出されたことを受けて、市が1週間後に改めて水質を調べた結果、同じ成分は検出されませんでした。
市では、安全を確認できたとしています。
9月14日、長岡市喜多町を流れる道満川で、ウグイやコイなどの魚が200匹から300匹ほど死んでいるのが見つかりました。
市がその日に川やその周辺の水質を調査したところ、2つの地点で、国の指針値を上回る、「クロロタロニル」という農薬や防腐剤に含まれる成分が検出され、市では、何者かが農薬や防腐剤を不法に投棄したおそれがあるとして警察に情報提供していました。
市では、1週間後の今月21日に、「クロロタロニル」が検出された2か所で改めて水質調査を行い、その結果、同じ成分は検出されなかったということです。
また、前回の調査では、白い粉状のものが水路の底にたまっていましたが、今回は確認されませんでした。
魚の大量死もその後は確認されなかったことから市は、「安全を確認できた」として、町内会を通じて周辺の住民に連絡しました。
ただ、大量死の原因については不明のままだということです。
Posted by NHK新潟県のニュース 2016年9月29日 16時19分