帝京長岡 69-60 明成|男子準々決勝 ウインターカップ2018

ウインターカップ2018 | 平成30年度 第71回全国高等学校バスケットボール選手権大会

ウインターカップ2018 男子準々決勝 明成-帝京長岡

明成  |13|19|16|12|=60
帝京長岡|23|15|17|14|=69

明成(宮城県)- 帝京長岡(新潟県)

・開催場所:武蔵野の森総合スポーツプラザ
・試合区分:男子準々決勝
・開催期日:2018年12月27日(木)
・開始時間/終了時間:18:32 / 20:04
・主審:相原 伸康
・副審:和嶋 陽一 / 加納 康平

総評 | ウインターカップ2018

ウインターカップ男子準々決勝、明成vs帝京長岡。昨年の準決勝と同じカードであり、その時は明成が勝利し、そのまま優勝まで駆け上がった。リベンジに燃える帝京長岡は#14ケイタのインサイドで得点を重ね、序盤からリードを奪う。ディフェンスで対抗する明成が追い上げ、38-32と帝京長岡が6点リードし、前半を終える。後半開始早々、40-40と同点に追いつく。しかし、帝京長岡は12アシストを決めた#8神田と37点を挙げた#14ケイタを中心に点差を開く。帝京長岡が69-60で勝利し、昨年の優勝校である明成は準々決勝で姿を消した。

【第1クォーター】

高さに対してゾーンディフェンスを敷く明成が、7-2と序盤はリードを奪う。しかし、帝京長岡は#14ケイタの高さを生かして逆転に成功し、5連続得点を挙げて13-7と引き離しにかかる。アウトサイドシュートの精度を欠く明成は、リバウンドを奪われて相手にオフェンス権を与え、失点が続く。#8神田の得点で10点差をつけ、23-13と帝京長岡がリードして第1クォーター終了。

【第2クォーター】

明成の2連続シュートで17-23とし、追い上げていく。しかし帝京長岡は、#12品川が2連続3Pシュートを決めて31-19とし、再び二桁点差をつける。4分、明成はタイムアウト後、ディフェンスを立て直すとオフェンスの流れも良くなる。明成#11浅原が3Pシュートを決め、28-34と6点差に迫る。帝京長岡が引き離すも、最後は#5川村がスティールからそのまま強気でゴールを決める。38-32、帝京長岡が6点差をつけて後半へ。

【第3クォーター】

#10田中が3Pシュートで明成が追い上げる。2分、#12蒔苗も3Pシュートを決め、40-40と同点に追いつく。どちらもタイトなディフェンスを仕掛ける中、帝京長岡は#8神田が起点となり、#14ケイタの高さを生かして得点していく。さらに、#18長瀬が3Pシュートを決めて53-44と9点差に広げる。粘る明成は、#11浅原のコンビネーションプレーで打開していく。55-48、明成が7点を追いかけて第3クォーター終了。

【第4クォーター】

明成#10田中の3Pシュートが決まり、51-56と5点差に縮める。帝京長岡はディフェンスで我慢し、簡単に流れを渡さない。どちらもアウトサイドシュートが決まらない中、帝京長岡は#14ケイタのインサイドプレーで得点を挙げる。残り5分42秒、#14ケイタがフリースローを2本決め、62-51と11点差にする。その後もインサイドを攻め込む帝京長岡がリードを保つ。試合時間が減り、焦る明成は3Pシュートを放つも決まらない。結局、69-60で帝京長岡は3年連続の準決勝進出を決めた。

男子準々決勝 試合結果

・桜丘(愛知県) 85-71 実践学園(東京都)
・福岡第一(福岡県)86-63 東海大学付属諏訪(長野県)
・報徳学園(兵庫県)71-81 中部大学第一(高校総体2/愛知県)
・明成(宮城県)60-69 帝京長岡(新潟県)

Posted by ウインターカップ2018