『中越大震災の日にあたって』小千谷市長のあいさつ

中越大震災の日にあたって

平成16年10月23日に発生した中越大震災から11年が経過しました。
小千谷市は、昨年、10月23日を中越大震災の日として制定し、中越大震災の経験と教訓をいつまでも忘れることなく継承するとともに、市民一人一人が防災意識を高め、安全・安心に対する誓いを新たにする日としました。

平成16年10月23日午後5時56分、突き上げるような大きな振動とそれに続く大きな横揺れにかけがえのない多くの生命と財産を奪われ、一瞬にして小千谷市は破壊されました。その後も頻繁に続く余震の中、不安な一夜を過ごしたことは今でも忘れることができません。
それでも多くの市民は力を合わせ、復旧・復興へと立ち上がりました。この間、手を差し伸べていただいた全ての皆様に心より感謝を申し上げます。

今では道路や街並みも復旧し、崩落により地肌が露出した山々に草木が生い茂り、紅葉に向けて色づき始めています。
私たちが出来ることは、新たな被災地や被災された方々への支援と中越大震災で得た経験と教訓をお伝えすることだと考え、精一杯がんばってまいります。

平成27年10月23日 小千谷市長 大塚 昇一

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