新潟県内の水害被害20億円超 昨年 糸魚川市が4分の3占める | NNNニュース
県のまとめによると、平成28年に県内で発生した水害の被害は20億2400万円(速報値)だった。
被害額は前年の2.5倍と増えたものの、ここ10年間では比較的少なかった。
被害を受けたのは10市町で、このうち糸魚川市が15億1300万円と4分の3を占めた。
同市は昨年12月に中心部が大規模火災の被害に遭っており、災害に相次いで見舞われる1年となった。
最も大きな被害をもたらしたのは昨年8月22、23日の台風9号で、11億7千万円と被害額の57.8%を占めた。
糸魚川地域では8月22日夜から23日明け方にかけ、1時間当たりの降水量が50ミリを超える激しい雨となった。
市町村別では最大だった糸魚川市のほか、上越市3億6500万円▽津南町8800万円▽妙高市1700万円▽長岡市1200万円▽五泉市1100万円-の順で被害が大きかった。
県は「昨年は大規模な洪水などが発生せず、全体としては水害被害は少なかった」としている。
Posted by 産経ニュース 2017.4.7 07:06