死亡のイケブン社長不起訴 藤枝花火工場爆発で静岡地検

死亡の社長不起訴 藤枝花火工場爆発で静岡地検 | 静岡新聞アットエス

2016年12月に藤枝市寺島の花火製造会社の工場敷地内で2人が死傷した爆発事故で、静岡地検は4日、業務上過失傷害容疑で書類送致された当時の社長=当時(52)=を被疑者死亡のため同日付で不起訴処分とした。

事故は16年12月12日午後に発生した。
同社長が亡くなり、女性従業員が重傷を負った。

藤枝署は、同社長が工場の仮設テント内で試作花火を作るため火薬を成形していた際、適切な作業を行わずに事故を起こし、女性従業員に重傷を負わせたとして、7月20日に被疑者死亡のまま同地検に書類送致していた。

同社は7月上旬、試作花火を作成した際に発火しやすい金属を原料に使用していたことが影響したと推測される―といった要因や再発防止策をまとめた事故の最終報告書を、静岡県に提出している。

Posted by 静岡新聞 2017/9/5 07:49