手筒花火暴発で2人書類送検 豊橋署、昨年7月の花火大会|中日新聞
愛知県豊橋市で昨年7月にあった「豊橋祇園祭」花火大会で手筒花火が暴発し、観客2人がけがをした事故で、豊橋署は14日、業務上過失傷害の疑いで、大会を主催した豊橋祇園祭奉賛会の煙火責任者の男性(32)と、揚げ手の男性(53)=ともに豊橋市=を書類送検した。
書類送検容疑では、大会当日の昨年7月19日夜、奉賛会の取り決めを守らずに花火の噴出口を客席に向けた結果、暴発した花火の木製のふた(直径10センチ、厚さ3センチ)が45メートル先の客席に飛び、豊橋市の無職男性(64)の足と、公務員女性(23)のあごにけがをさせたとされる。
署によると、ともに容疑を認めている。
奉賛会は大会前に「手筒の噴出口を観客に向けない」と決めていた。
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