宝塚市が中止 新会場の整備間に合わず /兵庫
宝塚市は26日、毎年8月に開催してきた恒例の観光花火大会を今年は中止すると発表した。会場近くでマンション建設が進み、例年と同じ場所で開くことができず、新しい会場での開催を目指していたが、安全面での検討に時間がかかり、間に合わないと判断した。市は「開催できず残念。市民にも申し訳ない。来夏以降、開催できるようにしたい」としている。
市によると、会場としてきた市中心部の武庫川観光ダム一帯の近くでマンション建設が進み、花火の燃えがらなどが壁面に当たるなどの恐れがあるため、新会場を探すことになった。そこで、現在の会場から約2キロ東の市役所横武庫川河川敷で開く方向で検討してきたが、見物客の安全確保などの検討に時間がかかった。
花火大会は1913年に始まり、ほぼ毎年開かれ、昨年は約5万3000人が見物。花火の燃えかすにより、2012年に観客2人、14年には3人が軽いやけどを負う事故があった。
Posted by 宝塚観光花火大会:市が中止 新会場の整備間に合わず /兵庫 – 毎日新聞