洞爺湖温泉開湯100年、7月に水中花火100連発
洞爺湖温泉開湯100年記念事業実行委員会(実行委員長・大西英生洞爺湖温泉観光協会長)は、節目を祝う記念イベントの計画案をまとめた。メーンの「100年感謝祭」は7月23、24日に開催。湖畔を彩る「水中花火100連発」「郷土芸能ステージ」などのプログラムで観光客らを楽しませる。
旧虻田町が発行した「物語虻田町史」によると、洞爺湖畔で温泉が見つかったのは1910年(明治43年)。開湯は7年後の17年(大正6年)で、三松正夫氏ら3人が湖畔で温泉宿泊施設「竜湖館」を開業したのが始まり。
洞爺湖町内では2010年に温泉誕生100年記念セレモニーなどを開催し、洞爺湖観光を道内外にアピール。今年は開湯100年を冠した集客イベントで一層の知名度アップを図る。
主要行事の100年感謝祭は毎年実施しているサマーフェスタに替えて企画。水中花火100連発は洞爺湖名物「ロングラン花火大会」の特別プログラムとして打ち上げる。洞爺湖温泉シンボルモニュメントを制作し、感謝祭の中で除幕、披露する。
町内で6月から来年2月にかけて行われるマンガ・アニメフェスタ、洞爺産業まつり、洞爺湖温泉夏祭り、大収穫祭など九つのイベントと連動した「洞龍(とうろん)スタンプラリー」(仮称)を実施。スマートフォン向け無料通信アプリ「LINE(ライン)」で使用するオリジナルスタンプも制作する。
一般公募していた100年記念ポスターの図柄は先月末までに決定。記念グッズとして製作したミニポスター付きボールペンとともに今後のPRに活用する。
Posted by 室蘭民報ニュース