「長岡花火財団」設立へ 運営基盤・事業推進をより強力に
「長岡花火」を守り、伝え、高めるために
長岡まつり大花火大会は昨年、2日間の観覧客が104万人と過去最大を記録し、安全対策や大規模化した事業予算などリスクマネジメントの強化が課題となっています。
長岡まつり協議会(会長・森市長)は、組織をさらに強化し、より機動的に事業を展開するため、協議会を発展的に解散し、新たに設立する「長岡花火財団」の検討を始めました。
これは「長岡花火ブランド推進委員会」が答申した「長岡花火ブランド戦略プラン」に基づくもので、長岡花火ブランドの価値をさらに高める年間を通したプロモーションや子どもたちへの伝承により、市内の地域資源をけん引し、市全体の魅力を高めていくことを目指しています。
今後、財団の事業計画、組織・運営体制、予算など具体的な検討を重ね、来年4月の財団設立を目指します。
(c)長岡市ウェブサイト
長岡の誇り「長岡花火」を未来を担う子どもたちへつなぐ
長岡まつり大花火大会は、長岡空襲、太平洋戦争終結の翌年から70年にわたって開催されてきました。戦禍から不死鳥のごとく立ち上がった先人の意志を受け継ぎ、今や世界的にも知名度が上がった長岡花火は長岡市民の誇りです。
未来に向かって、長岡のまちをさらに活性化するために、子どもたちが誇れるまちを私たち大人が責任を持ってつくっていかなければなりません。
官民が一緒になって、もう一段、二段と階段を登っていくための組織が必要なときです。世界がその価値を認める長岡花火をけん引役に、長岡のさまざまな地域資源にさらに磨きをかけ、未来を担う子どもたちが誇りに思うまちづくりを実現していきたいと思っています。
長岡花火財団設立検討会議 座長 樋口勝博さん
NPO法人復興支援ネットワーク・フェニックス代表理事 復興10年フェニックスプロジェクト推進会議 座長
問い合わせ
長岡まつり協議会事務局(まつり振興課内)TEL0258-39-2221
Posted by 「長岡花火」公式ウェブサイト