糸魚川大火 元店主に執行猶予付き有罪判決

糸魚川大火 元店主に執行猶予付き有罪判決(新潟県) | テレビ新潟

去年12月に糸魚川市で起きた大規模火災で、業務上失火の罪に問われた火元のラーメン店の元店主に対し、新潟地裁高田支部は15日、執行猶予がついた有罪判決を言い渡した。

判決を受けたのは、糸魚川市の元ラーメン店店主・被告(73)だ。
判決によると、周被告は、去年12月、店の厨房で中華鍋を火にかけたまま家に戻り、火事を起こして、147棟を焼失させた。

15日、新潟地裁高田支部で開かれた判決公判で、石田憲一裁判長は、「鍋を火にかけたままその場を離れるなど、注意義務違反の程度は著しい」と指摘。
一方で、被告が罪を認めていることや、「強風により延焼が広がったことなど、気象状況による事情がある」ことなどをあげ、被告に対し、禁錮3年・執行猶予5年の有罪判決を言い渡した。

判決をうけ、被告は、弁護人を通じ、「みなさまに対する償いのため、今後の人生を歩んでいく所存です。本当に申し訳ありませんでした。」とコメントしている。

Posted by TeNYテレビ新潟 11/15 19:02