花火の歴史伝える資料1万点展示へ 大仙市、施設建設計画進む | さきがけonTheWeb
秋田県大仙市は、花火の歴史を伝える「花火伝統文化継承資料館(仮称)」を建設する計画を進めている。
場所は同市大曲大町で、2018年8月の開館を目指す。「大曲の花火」のみならず、国内外の花火のポスターやパンフレット、映像資料など約1万点を収集し展示する予定。
計画は市、大曲商工会議所、市商工会の3者で進める花火産業構想の一環。
計画によると、施設は4階建てで、延べ床面積約1500〜1600平方メートル。1、2階を花火資料の展示スペースと保管庫とし、3、4階に会議室や調理室、景色を見渡せる展望ホールを設ける。
市は、市民団体「花火伝統文化継承プロジェクト」(佐藤紘二代表)と協力し、08年度から花火資料の収集を開始。昨年10月末までに約8千点を集めた。
収集した資料の中には、1970年代の大曲の花火や各地の大会ポスターのほか、花火玉の模型、江戸時代の花火の秘伝書などもある。いずれも仙北中学校の旧合宿所に保管している。
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